10月はピンクリボン月間です。
今回は熊本市内にある乳腺専門クリニック「くまもとブレストクリニック」さんと、療養中の女性のための優しいルームウェアを提供する「Kokomyu(ココミュ)」さんの【学べるお茶会〜ブレストアウェアネスってなに?〜】に参加してきました。
学べるお茶会
場所は熊本の街中、上通りから少しはいったオークス通りにあるビルの2階、くまもとブレストクリニックさんで開催されました。

実際の病院で医師から学べる機会はなかなかないので楽しみです。


階段を上がると入り口が見えてきます。


あまり聞きなれない「乳腺外科」。
乳腺外科は乳房に関する全般的な診療を行います。
乳がんと聞くと胸のしこりを思い浮かべる人も多いと思いますが、皮膚のただれや分泌物、窪みや痛みなど総合的に診察されます。

乳房の専門病院があるなんて私は知りませんでした!

お茶会は「ブレストクリニック」さんと「kokomyu」さんの共同のお茶会です。
入り口にはkokomyuさんの肌触りのいいルームウェアも飾ってありました。
着心地が良さそうなこのルームウェア。
実は特徴があります。

胸元が開くようになっています!
胸元が素早く開閉できるので、乳がんなどの胸元の診察が楽なだけでなく、授乳中の母親のルームウェアとしてもとても重宝する洋服です。

触るととても柔らかくてサラッとしています。
赤ちゃんにも優しいノンホルマリン加工だそうです。


お茶会は受付を済ませたあと、主催者の挨拶や自己紹介から始まりました。
くまもとブレストクリニック院長である指宿先生の経歴や病院を始める経緯、検査や乳がんについて。
写真撮影もOKだったので時には写真も撮りながら、医師の指宿先生の軽快なトークで皆さん内容を食い入るように聞かれていました。
乳がんは女性だけの病気と思われがちですが、男性もなる可能性があります。
また、遺伝も関係してくるそうです。
自分がなる可能性、家族がなる可能性も考えながら、定期的な健診や普段のセルフチェックが重要です。

現在乳がん患者は増加してきていて女性の8人に1人の割合だそうです。
他人事ではないですよね。
お茶会の後は院内の見学もさせてもらえました。

これはマンモグラフィの機械です。
恥ずかしながら私は超音波エコーはしたことありますが、マンモグラフィをしたことがなかったので初めて見ました!


こちらは検査(針生検・乳房組織生検)の機械。
針生検にはコア針生検(細い針)と吸引式乳房組織生検がありますが、写真(↑)は吸引式乳房組織生検の機械です。
どちらもメリットデメリットはあります。
コア生検は痛みが少なく安価。しかし、ガンの診断がつかなかった場合は再検査になります。
こちらはガンの診断はもちろん、その後の治療にも役立つ情報を得ることができます。

吸引式乳房組織生検も局所麻酔もするからあまり痛みはないみたいです。
それなら治療への情報も得られる吸引式乳房組織生検がいいかなと思いました。


診察室です。
このベッド高さや角度などが調整できるんです!
高さが調整できるベッドは珍しくないですが、角度が調整できるのは珍しいです。
患者が動く必要がないのがいいですね。
マンモグラフィと超音波エコーの両方の情報を合わせて先生が診断してくれます。
実際に先生の胸の画像を見ながら説明してくれました。

病院の設備にもよるのでしょうが、最近はいろんな角度から立体的に見ることができるんですね。
まとめ
お茶会のテーマにあった「ブレストアウェアネスって何?」なのですが、意味は「乳房を意識する」ということです。
今回お茶会に参加して、乳がんの疑いがある時はやっぱり専門病院に行きたいと思いました。
乳がんは30代後半から急増します。
まだまだ子育て真っ最中という年代でもかかる病気です。
ぜひ皆さんセルフチェックや定期的な健診を受けましょう!

施設情報
- 名称:くまもとブレストクリニック
- 診療日時:月・火・水・金(9〜12時、14〜17時)、木・土(9〜13時半)
- 休診日:日祝日
- 電話番号:050-5840-2262(予約専用)
- 所在地:熊本県熊本市中央区城東町4番7号 グランガーデン熊本ビル2階(ホテルキャッスル隣)
※情報は変更になる可能性があります。
コメント