熊本市の出初式は近年新型コロナなどがあり、実に4年ぶりの開催となりました。
熊本市消防局の職員約200人と、熊本市内87分団の消防団員約1600人が参加した大規模な出初式です。
出初式(でぞめしき)とは

【イラスト内説明】
日本の消防が1月初旬に行う仕事始めの防火・防水行事。
消防の行事ですが、消防車両を見ることができたり、はしご乗り、音楽の演奏、防水の実演など多くの人を楽しませてくれます。
昔ながらの新春行事の一つですね。
私たち家族は出初式を見るのも初めてで、しかも熊本市の出初式がこんな大規模なものだと知らずに見学に行きました。
そのため、「こうしておくと良かったなぁ」という反省点もありますので、来年行ってみたいと思う方の参考になれば幸いです。
駐車場について

お気づきの皆さんもいると思いますが…
甘いですよね。
出初式は10時から開催され約2時間です。
内容は消防車両分列行進(いろいろな消防車の紹介をしながら列で観客の前を移動する)や音楽隊の楽器演奏、はしご乗り、放水などが披露されます。
イヤイヤ期の子どもが飽きない程度の時間に行くことができればと思いましたが、こんなに人気のある行事だと知らなかった私たち。
会場の白川河川敷は熊本駅に近く、駐車場も多いため余裕だと思っていたのですが…。

10時前に着いた時にはどこの駐車場も満車でした。
かろうじで空いているところを見つけましたが、その駐車場も私たちが駐車した後すぐ埋まってしまいました。
車で行こうと計画される方は早めに来て現地で時間を調整することをお勧めします。
「アミュプラザくまもと」や「くまもと森都心プラザ図書館」など小さな子でも楽しめますよ。

熊本駅近くなので公共交通機関で移動もお勧めします。
熊本市出初式会場
会場付近に行くとまず人が想像以上に多いことに驚きました。
河川敷沿いの道や橋の上は人でいっぱいです。
特に熊本駅に向かう橋の上は道路も通っており交通量も多く、小さな子どもと行く場合は注意しましょう。
ただこの人の多さは会場に行って納得しました。

見たことない数の消防車両です!!
一度にこれだけ揃うと圧巻ですね。
子どもだけでなく親もテンションが上がると思います。
会場は主に2ヶ所に分かれていて、川を挟んで熊本駅側の河川敷が放水場所(&多数の消防車両)、対岸の河川敷がイベント場所になっていました。(2024年出初式の場合)

イベント場所
まずはイベント場所へ。
消防車両行進の後は実際に消防車両を近くで見たり乗ってみることができます。
ポンプ車やハシゴ車のほか、こういう日にしか見ることができない特殊な消防車両を見ることもできますよ。

ブロアー車
後ろのプロペラで煙を吹き飛ばす車両。

消防ショベルカー
形が珍しいショベルカー。運転席はがっちりガードされている。
他にもいろんな車両がありました。
はたらく乗り物好きの子どもには楽しい空間だと思います。
うちの子もはたらく車大好きなのですが…

ここでもイヤイヤ期です。
人気車両には順番待ちが発生します。
何人か同じような状態になっている子どもたちを見かけたので、子どもがイライラしないように機嫌がとれそうなアイテムを持っておくといいでしょう。
通常のイベントとは違いキッチンカーもないので、お腹が空いた時のお菓子、時間が潰せそうなオモチャがあると便利です。
一斉放水
イベント場所では車両公開以外に演奏会、はしご乗りなどが行われています。
そして、この日のメインイベント一斉放水です。
私たち家族は放水を行う側の河川敷から見学しました。
※動画は音が大きいので再生する場合注意してください。
圧巻の放水でした。
これだけでも見に来て良かったと思えます。
そして今まで騒いでいた子どももこの表情です。


今回の出初式も4年ぶり。
みんな笑顔になれる行事がまた開催できるようになって日常の幸せを感じます。
まとめ
熊本市出初式は想像以上に大規模な行事です。
お子さま連れの注意点
- 人が多く道路に面した場所もあるため、小さいお子さん連れは迷子に注意しましょう。
- 野外のイベントなので防寒は多めにしましょう。
- 待ち時間がある場合があります。オヤツや小さなオモチャなど機嫌がとれるものがあると便利です。
普段見れない消防車両を見ることができて、はたらく車好きの子どもたちは大満足のイベントです。
最後の一斉放水は圧巻で子どもから大人まで楽しめます。
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