【フイーク熊本・2024年年始の挨拶】熊本の珍しい雑煮を紹介

コラム

あけましておめでとうございます!

突然のイラストに驚いた方もいるかもしれません…。申し訳ありません。

親近感を持ってもらうために、今後はイラストなども交えて熊本を紹介していければといもいます。

今年もフイーク熊本をよろしくお願いします。

お正月に欠かせないお雑煮。

熊本県外出身の私は熊本県にこんなにバラエティ豊かな雑煮があるなんて知りませんでした。

地域ごとの特色があり調べてみるととても面白いですね。

それでは幾つか珍しい雑煮を紹介していきましょう!

スルメが入ったお雑煮(地域:熊本県北東部)

知り合いにも何人かスルメの入ったお雑煮を食べるという人がいました。

スルメが良運や金運の縁起物であるということ、出汁も出て食材としてもお雑煮に合うことからスルメ入りのお雑煮になったようです。

納豆雑煮(地域:山鹿地域)

これが1番驚いたお雑煮かもしれません。

納豆雑煮です。

納豆をお雑煮に入れたり、砂糖をつける行為に抵抗のある方は多いのではないでしょうか?

ですが…美味しいらしいですよ。

興味のある方は作り方を検索して、好みの納豆雑煮を試してみられてください。

あんこ餅が入ったお雑煮(地域:荒尾・玉名地域)

具沢山の雑煮に甘いあんこ餅が入っています。

これは実は熊本県以外の地域でも食べるところがあるみたいですね。

有名なのは香川県です。

熊本は醤油ベースのすまし汁に比べて、香川県は白みそベースの汁と少し違いがあります。

なぜあんこ入りなのか調べてもよくわからなかったのですが、知人が曽祖父母から聞いた話を教えてくれました。

生まれも育ちも玉名の今は亡き曾祖父母に聞いてみたことがあります。
曽祖父は「商売してた人がお餅の中に餡を入れて宝に見立てて縁起を担いで食べた」のがはじまり、曾祖母は「昔は砂糖が貴重で餡子があるのが周り(?)にバレないように餅に隠した」のが始まりと言ってました。

ちなみに玉名の中でも海側は餡もちで山側は何も入ってない餅らしく、私の祖父母の家は餡入りでしたが山側にある主人の祖父母の家は餡なしでした!

というとても貴重な意見をいただきました。

縁起物や当時のご時世が影響していた可能性がありますね。

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